生姜でポカポカ温まる味噌汁。みえこ汁は寒い冬に嬉しい、具だくさんの「おかず汁」です。
みえこ汁に欠かせない物と言えば、里芋・厚揚げ・生姜ですね!その他は、何を使っても自由。冷蔵庫の残り物の野菜を消費できる、無駄なしレシピでもあります。
今回は、季節の根菜がたっぷり。大根・ごぼう・蓮根・人参・こんにゃく・えのきを使います。食物繊維も豊富に摂れますよ!
具だくさんなので、「みえこ汁とご飯」たったこれだけで立派な食事になるのも嬉しいですね。
冬なら冷蔵庫で2~3日持ちますので、大鍋でたくさん作り置きがおすすめです。
☑料理前のチェックポイント
①調味料は揃っていますか?まだの場合はこちら
②レシピに登場する単語は把握してますか?まだの場合はこちら
材料
みえこ汁は具に里芋と厚揚げが必ず入ります。他の具(今回は大根・ごぼう・蓮根・人参・こんにゃく・えのき)を加えた総量が、1人前200gとなるように用意しましょう。
調味料
具材と同量の水(1人前200g)、味噌1人前大さじ1、生姜1人前10g
作り方
- 手順①里芋を切る
里芋は皮を厚めに剥いて、ひと口大に切ります。
(ひと口大=アイスのピノ1個ぐらい) - 手順②里芋を下茹でする
鍋に里芋と水(分量外)を入れ、中火にかけます。
吹きこぼれる直前に火を止め、ザルにあけます。
流水で両手でこするように洗い、ぬめりをとります。
- 手順③大鍋を用意大鍋に水(分量内)と洗った里芋を入れ、再び中火にかけます。
以後、切り終わった野菜から大鍋に入れていきます。
- 手順④人参を切る
人参は両端を切り落とします。綺麗に洗えていれば、皮を剥く必要はありません。(気になる場合は剥いてもOK)
人参をクルクル回転させながらひと口大に切ります。
(ひと口大=アイスのピノ1個)乱切りと呼ばれる切り方です。切ったら大鍋に入れます。
- 手順⑤大根を切る
大根は綺麗に洗ってあれば、皮は剥く必要はありません。
断面を十字に切り、イチョウの形にします。
さらに1cm幅に切り(イチョウ切り)、大鍋に入れます。
- 手順⑥ごぼうを切る
ごぼうは包丁の背で皮を剥きます。完全に剥く必要はなく、写真のように多少茶色い部分が残っていて構いません。
端は切り落とし、1cm幅に切ったら大鍋に入れます。
- 手順⑦蓮根を切る
蓮根はピューラーで皮を剥き、大根と同じように1cm幅のイチョウ切りにし、大鍋に入れます。
- 手順⑧こんにゃくを切る
こんにゃくは味が染み込みやすいよう、3mm程度の深さの切り込みを格子状に入れます。
切り込みを入れたら、半口大の大きさに切り、大鍋に入れます。
(半口大=森永キャラメル1個) - 手順⑨他の具材を切る
厚揚げは半口大に切って、大鍋に入れます。
(半口大=森永キャラメル1個)えのきは菌床瓶で栽培した時にできる段差の線があります(画像の赤矢印)
その線より1cm下を切り落とし捨てます。いくつかに手で分け、大鍋に入れます。
- 手順⑩味付けをする
鍋に全ての具材が入ったら、生姜をすりおろして入れます。最後に味噌を溶かし入れ、10分程煮込んで完成です。
炭水化物の里芋と、タンパク質の厚揚げが必ず入るみえこ汁は、その他の野菜の食物繊維も合わさり、まるでスーパーフードのよう。
そして生姜もたっぷり、体を温めてくれます。
うどんや蕎麦を入れても良し、お正月なら焼いた餅を入れても良し。様々な楽しみ方ができるのも、みえこ汁の魅力ですね。
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