夏の風物詩、冷やし中華。酸味の効いた中華ダレとひんやり冷たい具材が、食欲をそそります。
冷やし中華は華やかなのが、美味しく見えるコツ。緑・赤・黄・黒の具材をバランスよく盛り付け、まずは目で楽しみましょう。
緑…きゅうり、レタス。オクラ、アスパラなど
赤…トマト、ハム、パプリカなど
黄…たまご、たけのこ、コーンなど
黒…きくらげ、わかめ、海苔など
冷やし中華はお好きな具材を盛り付けて楽しむ料理なので、使う材料も「これ!」と言った決まりはありません。
また、具材の量もお好きな分だけ盛り付けてOKです。麺が見えないほど具だくさんに盛り付けるのが、我が家流。
具材は残っても、翌日サラダなどに転用できますので、ぜひ多めに用意しておきましょう。
そして、このレシピでは、タレまで手づくりしていますが、市販のタレを購入しても、もちろんOKです。
☑料理前のチェックポイント
①調味料は揃っていますか?まだの場合はこちら
②レシピに登場する単語は把握してますか?まだの場合はこちら
材料
冷やし中華の具材は好きなものを好きなだけ用意して下さい。量もあなたの気分次第。
今回、このレシピで使った具材は
- レタス
- きゅうり
- ハム
- たまご
- きくらげ
- とまと
- わかめ
- 紅しょうが
です。
- 中華麺(太麺がおすすめ)
- 白いりごま(お好みで)
- 和からし(お好みで)
- サラダ油(大さじ1)
調味料(タレ)
平均的な2人分の分量を記載しておきます。あまった具材にかけてサラダとしても楽しめるので、多めに作っておくのをお勧めします。(単純に等倍量で作ってください)
- しょうゆ大さじ3(45cc)
- みりん大さじ1(15cc)
- 砂糖大さじ2(18g)
以上3種類は小鍋に入れて混ぜておきます。【A】
- 酢大さじ3(45cc)
- ごま油小さじ1(5cc)
- しょうがの絞り汁小さじ1(5cc)
- 氷(約15g)もしくは水大さじ1(15cc)
以上4種類はボウルに入れて混ぜておきます。【B】
作り方
- 手順①タレをつくる
小鍋に入れた調味料Aを火にかけます。沸騰したら5秒数えて火を止めます。
火を止めたら、ボウルに入った残りの調味料Bを入れ、冷蔵庫に入れておきます。
みりんのアルコール分や、しょうゆの角を飛ばす為に火にかけました。調味料Bは加熱すると風味を損なうので、火を止めてから加えます。
水ではなく氷を使うのは冷やす為。食事まで十分な時間があれば、水でも構いません。 - 手順②錦糸玉子を作る
たまごをボウルに入れ、白身と黄身をよく混ぜます。
空気が入ると綺麗な錦糸玉子にならないので、菜箸をボウルの底に付けたまま左右に動かし、混ぜます。
フライパンに油を入れ、火にかけます。煙が出るくらい温まったらキッチンペーパーで余分な油を拭き取り、火を止めます。
たまごをフライパンに流し込み、すばやくフライパンを傾けながら全体に広げます。(たまご1個分で1回分)
全体にたまごが広がったら、火をつけ最も弱火にします。
たまごの表面がまだ少し濡れているぐらいに焼けたら、菜箸で端を持ち上げ、ひっくり返して裏面も焼きます。
ひっくり返す作業が難しい場合は、一旦火を止めてゆっくりやりましょう。
ひっくり返して15秒程焼いたら、まな板に乗せ、3等分に切って重ねます。
重ねたたまごを千切りにします。大き目のバットに移し、冷蔵庫に入れておきます。
- 手順③きくらげを戻す
乾燥きくらげを使う場合は、パッケージの指定の方法で戻しておきます。生きくらげを使う場合は、この手順は不要です。
- 手順④鍋にお湯を沸かす
おおきな鍋に麺茹で用のお湯を沸かします。
- 手順⑤具材を切る
お湯を沸かしている間に、材料を切っていきます。
ハムは横半分に切った後、縦に細切りにします。
きゅうりはヘタを落とし、3等分に切り、それをさらに薄切りにします。
薄切りにしたきゅうりを細切りにしていきます。
レタスは食べる分だけ好きな枚数を切り離し、細切りにします。
ワカメは2cm間隔に切ります。
トマトはヘタを切り落とし、くし切りにします。
切った具材を錦糸玉子の入ったバットに入れ、冷蔵庫に入れておきます。
- 手順⑥きくらげを切る
戻し終わったきくらげの石づきを切り落とします。
きくらげは、花びらのように1点から放射状に広がっていますので、その点の硬くなっている部分が石づきです。手でも簡単に取り除けます。
取り除いた後は、きくらげの中心部に穴が開いている状態が正解です。
石づきを取り除いたら、麺茹で用に沸かしている鍋に入れ、30秒茹でます。
30秒経ったら取り出し、水で洗います。
キッチンペーパーで水分を拭きとり、細切りにして、他の具材と共に冷蔵庫で保管します。
- 手順⑦麺を茹でる
麺のパッケージに記載されている通りの時間、茹でます。
茹でたらザルに開け、流水で洗い、ぬめりを取ります。
氷があれば、氷水でしめます。
- 手順⑧盛り付ける
麺の上に具材を乗せ、タレをかけます。
お好みで紅しょうがや和からし、白いりごまをふりかければ完成です。
冷やし中華は全ての具材を細切りにしなければいけないので、とても手間がかかる面倒な料理です。でもやっぱり夏になると食べたくなってしまいますよね。
錦糸玉子を、コンビニで購入したゆで卵に変えてみてもGood!
タレはサラダのドレッシングとしても重宝しますので、たくさん作っておくのもアリです。冷蔵庫で2週間は日持ちします。
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