和食の基本!かつおだしの簡単な取り方

かつおだし

和食にはかつおだしが欠かせません。

レシピでよく出てくる「だし」とは、「かつおだし」のことを指します。

かつおだしの取り方は、鰹節を使う方法と、「ほんだし」などのだしの素を使う方法がありますね。

だしの素を使う場合は、製品のパッケージに記載されている通りの水量で溶かせば完成するので、手軽です。

しかし、鰹節から取るだしとは、風味も旨味も全く別物。やはり、より美味しい料理を作りたいならば、鰹節からだしを取るのをおすすめします。

このレシピでは、簡単にできるかつおだしの取り方を解説していきますので、参考にして下さい。

材料

かつおだし800cc分(味噌汁約4杯分)

花かつお20g
水1L

トッピングとして料理にかける、小袋になっている鰹節ではなく、「花かつお」と書かれている物を買いましょう。

かつおだしは水に対して4%の鰹節を使うのが主流となっています。(水1Lに対して40g)
その為、40gや80gでパックになっている製品が多いのです。

でも、鰹節って意外と高い!80gで300円程度します。そこでこのレシピでは、取り方を工夫し、半分の量、水1Lに対し20gの花かつおを使います。

かつおだしの取り方

使う道具・鍋、ボウル、ザル
  • 手順①
    鍋に水1Lを入れ火にかける
    鍋はなるべく口の広い物を使うと、鰹節が入れやすい
  • 手順②
    沸騰したら最も弱火にし、鰹節を入れる
    かつおだし取り方1
  • 手順③
    鰹節を入れて5分経ったら火を止める
    火を止めた後も5分間放置します
  • 手順④
    ザルにキッチンペーパーを敷き、鰹節をこす
    かつおだしの取り方絞ると雑味が出るので、絞ってはいけません

かつおだし

たったの4手順で、美味しいかつおだしが取れました。このかつおだしは、味噌汁はもちろん、煮物や和え物など、和食全般で使えます。

冷蔵庫で保管すれば3日間は日持ちしますので、作り置きにもおすすめです。

火を止めてから鰹節を入れるのが主流となっていますが、鰹節のうま味成分であるイノシン酸は、沸騰直前の85℃~90℃で最も溶け出します
このレシピでは節約の為に鰹節の量を減らしていますので、最も弱火でその温度帯をキープしています。
(沸騰してしまうと雑味が出てしまいますので、火加減は最も弱火です!)

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